JUGEMテーマ:中国・広州生活
2月に「さくらデリ」による学校弁当のトライアルがある。
最初は「あら、選択肢が増える」くらいにしか思ってなかったけど
数日経ってその実情が少し垣間見えたような気がして
こっちも気が気ではない。
長崎屋さんが
さくらデリとの二社併用になるならば
学校弁当から撤退する意向を表明したからだ。
うちの子供たち、さくらデリの弁当申込書を
嬉しそうに持ち帰ってきたものの、
いざ弁当を選ぶ段になって印をつけたのは
明らかにこちら。
お弁当にはヤクルトとデザートがついて
小は35元
大は40元
そして、私の一番のポイントは弁当箱が使い捨てではないこと。
これは、先代の和作さんが
日本から弁当箱とお箸を持ち込んだと聞いている。
この話は少なくとも、「和作」の弁当を利用していた人なら
知っている話だと思うけど
うちのマンションも、去年の4月に入ってきた人が大半を占めるから
そんなこと知ったことじゃないだろうし、
新しいものに飛びつきたい気持ちもよく分かる。
子供たちに、環境のことを考えてもらう際、
やはり使い捨て容器は大問題だし
新規参入の会社が、どこまで広州に根を下ろして続けられるかも問題。
やっぱり採算合わないから撤退します、
では困るのだ。
それ考えると、長く続けてくれた和作さん
そして、それを引きついでくれた長崎屋さんには
感謝してもしきれない。
一方さくらデリ。
お弁当の値段はそれほど変わらないけど、
デザートもヤクルトもなし。
管理栄養士が栄養バランスを考え、手作り
と、うたっているけど
長崎屋さんも手作りしてくれてるし、
毎日趣向を凝らしたおかずを考えてくれてる。
うちの子供たちは嫌いなものは食べないから
栄養バランスがとれた食事を提供してもらっても
口に入れなかったら元も子もないのである。
なので、私の中では「栄養バランス」はあまり考えられてない。
子供たちが喜んで食べてくれるならそれでオッケー。
広州で、限られた食材の中で弁当を作るというのが
いかに大変か…。
さくらデリを否定したいわけじゃない。
むしろ、夕食に手を抜きたいときに
家族で食べるために注文したい。
だって、ちょっと高級な感じするもの。
管理栄養士が監修してるんでしょ。
家で私が、子供たちに口うるさく
「これも栄養あるんだから食べなさいよ」って言いながら
食べる、位置づけ。
それがさくらデリ。
そうは言いつつ、利用もせずに否定するのもおかしいので
(子供たちの意見もあるだろうし)
2回は頼んだけれど。
もし長崎屋さんが撤退するようなことになったら
子供たちに
「頑張って毎日お弁当にデザートとヤクルト持たせてね」
と言われてる私。
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盒马で頼んだサツマイモ(板栗红薯)。
これは日本人好みのサツマイモ!
ジムのプールが休みになってしまったので、
午前中ジムで走ったりストレッチしたりしてきました。